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牧師だより ─ No. 277

 6/13㊍ 10:00からの山口西分区懇談会のために下関西教会へ向かった。自動車移動のため、混み具合と途中の長府教会員二人のピックアップの時間も考慮して8:15に出発した。実際は、道路は殆ど混み合うこともなく、大分、ゆとりを持って会場に到着することができた。と言っても、片道1時間余の行程なので、前回はオンライン参加を選択させてもらったのだが、今回は午後に長府教会の役員会が長府教会であるため現地参加とした次第。もとより、オンラインは未だ途上の技術であって、言葉にはし難い諸々の機微は到底対面には及ばない。

 懇談会は、現時点では未だ各教会報告が主であるが、信徒も教師も参加者それぞれが自由に発言できる場は、将来的には事柄を収束できる場へと成長するためのものだと思っている。歴史に「もしも」はないが、こうした場が、豊浦教会が解散を検討する時にあったらと思わずにはいられない。

 そんなことで懇談はなかなか尽きない。終了予定時刻を30分超過した12時、12:30からの役員会に移動した。昼食時間はないので途中コンビニで購入し、5分遅れで会議を開会した。

 そしてこちらも色々と話せば話は尽きない。つくり上げるべきこともまだまだある。終了予定時刻をまたしても30分ほど超過した。会議では、帰路に、ある教会員宅の問安を予定したため、会議後に予定していた長府教会の機器整備──実は未だに終わっていない──の内、留守電の設定は諦めて、コピー機のオンライン設定だけを行い17時に駆け足で出かけた。と言うのは、19時から靖国天皇制問題特別委員会がオンラインであったからで、移動中に夕食を済ませて帰宅してこの会議に参加の予定であったからである。

 そうして、多少のずれと変更もあったが概ね予定通りことは運んで帰宅した。そしてオンライン会議の準備をと思い鞄を開けたところ、パソコンがない!のである。置き忘れた場所は直ぐに思い起こせた。長府教会でコピー機のオンライン印刷テストのために礼拝堂で使用した際だ。選択肢はいくつかあったが、考えた結果、直ぐに再び長府教会に向かった。靖国天皇制問題特別委員会には、スマホを車内のオーディオに繋いで参加した。

 技術で時間を費やし、技術に助けられたという話である。技術が問題なのではなく、問題はわたしが忘れたことにある。技術には一長一短があるのは自明のことである。石器時代から問題は使う人間にある//

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