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牧師だより ─ No. 289

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2024年9月11日

宇部市長 篠 﨑 圭 二  様

日本基督教団宇部緑橋教会

牧師 小 畑 太 作 


宇部護国神社献金についての要望


 西梶返1丁目住民より、回覧板にて宇部護国神社の献金封筒が配付されているとのの報告を受けました。

 そこで、宇部市長に下記、質問と要望を申し上げます。勝手ながら、今月末までに文書にてご回答下さるようお願いいたします。なおご回答は、ファクシミリかE-mailで構いません。


  回覧板への献金封筒の挟み込みは、受け取る側への強制とまでは言えませんが、特定宗教団体の献金活動に協力することは、その宗教団体に対する支援と言わざるを得ず、それを目的としておらず、なお且つ公的機関に準じる性格を有する自治会がこれをなすことは、「いかなる宗教団体も、国から特権を受け」る事を禁じた憲法20条第1項に違反すると考えます。従いまして、当該自治会に対して適切な勧告・指導を為して下さるよう要望します。

 わたしの見解に対する市長の見解を伺うと共に、本要望に対してどの様に対応されるのか、あるいは対応されたのかについて伺います。

 政教分離違反がなされること、すなわち信教の自由を侵害することは、基本的人権を侵害することであり、すなわち重大な人権侵害です。ところが、前項のようなことが宇部市内各所で繰り返されています。これは、これまでそうしたことが教育されていないことが原因と考えざるを得ません。市長のご見解と、善後策について伺います。

 この度の問題は、宗教法人 宇部護国神社の政教分離原則に関する無理解、また人権についての無理解にも原因があるところです。同神社の所轄庁は山口県知事ではありますが、自治会を介しての人権侵害であることから、同神社に対して宇部市長としても提言をすべきですし、山口県知事に対しても宇部市長から、同神社に対する是正・指導を為すよう要望をすべきと考えます。市長のご見解とご対応について伺います。

以上

 
 
 

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